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カーンへの小旅行

先日は、ようやくお日様が顔を出し小春日和。
空が青く、とっても心が晴れた。
そして、かねてからの計画通り、ジュニビリエからサンラーザールという駅まおでかけ。カーンという郊外の町にでて、平田オリザ/作、以前演出助手をしたアルノー・ムニエ氏/演出、そして青年団の面々が出演している『鳥の飛ぶ高さ』を見に行くためだ。
お昼頃、有名なモンマルトルの丘を少し散策し、ギュスターヴ・モロー美術館を堪能したあと、長距離列車の切符を買いに再び駅へ・・。
カーンへは片道2時間位なんだけど、いざ駅に行ってみたらなんと電車が一時間に一本しかない!タイミング悪く50分近くも待つことになって開演に間に合うか冷や冷やしたんだけど、無事にカーンに降り立ち、路線図を睨みつつすばやくトラム(路面電車)に飛び乗り、無事に開演前に劇場に到着したのだった。
アルノーさんも、制作のカリーヌも元気そうだったし、作品もお客さんに大ウケで、笑いはバンバンでるし、カーテンコールは拍手喝采の素晴らしい夜だった。
一枚目の写真は、左から、カリーヌと、出演者のフランス人の女優さんと、青☆組でもおなじみの我らが天明留理子嬢。私は、この作品を世田谷のシアタートラムで既に見ていたのだけど、狂言回し的な役をする山内さんの台詞が、半分以上すっかりフランス語になっていてびっくり!
山内さんは、もともとフランスでの仕事を精力的に続けていて、フランス語でおしゃべりしてるとこを見た事はあったけど、日常会話が出来るってことと、母国語以外で台詞を言うってことは、また違う話だと思う。

日本語で台詞を言うときには、とても細やかな音楽性をもって、気持ちいい機微のある台詞回しをなさる役者さんだから、日本語のちょっとしたやりとりなんか、私が聞いていてもやっぱり大変心地よいものだったのだけど、フランス語の勉強を始めたばかりの私には、フランス語の台詞部分がどのような機微で語られているのかはちゃんとはわからず・・・。残念、もっと勉強していれば、と思った。
それでも、呼吸、間合い、お客さんがどっと笑いに沸く瞬間などから、緩急をもって話していることはわかった。
他の皆さんも、東京で観たときからまったく色褪せることの無い好演だった。
恐るべきエネルギー。青年団の海外公演を、実際に目の当たりにするのは私としては、初めてで、それだけでもちょっと感動してしまったのだけど、誇らしい気持ちで一杯だった。
2枚目の写真はちょっと暗くなっちゃったけど、その山内さんがバーンと載っているポスター。
青年団のフライヤーは、普段風景写真を元にしているものなので、こうやって役者さんが前面に出ていて、その上にフランス語が踊っていると、とても新鮮。
青☆組でいつも素敵な音を作ってくれる我らがセンちゃんが、オペ席で働く姿を、フランス見るというのもなんだか新鮮だった(笑)。
しばらくジュニビリエでひとりだったので、久しぶりに青年団の人達の顔を見たら、とてもホッとした。
残すところ、滞在期間1週間。
フランスを満喫しつつ、日本での企画の仕事もしつつ、健康第一で命を燃やす所存です。

小夏
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アブラハムの肉屋

「アブラハムの肉屋」なんていうと、アラビアンナイトの中の寓話かなにかのタイトルのようであるが、今住んでいるアパートから一番近い肉屋の名前である。

ますますアラブ人街の匂いが濃い場所になったせいで、いたるところにケバブ屋と、アラビア風のベッドの店、そしてアラブ風の名前の肉屋を目にする。
ここ、ジュニビリエが、成功したアラブ人達の街が多くあるということは事前に聞いていたんだけど、実際目にすると、ここはフランスか?と見まごうばかり。
到着して数日なんて、近所のパン屋とかよくわからなくて、演出助手の日本人3人で、劇場横のケバブ屋ばかり行ったりしてたしね。
先日は、散歩がてら二駅程離れた駅に行って見たら、そこはアラブ人以外に中華系の人が非常に多かった。
フランスは、移民が多いということを実感。
特に、私のいるあたりの郊外は、その傾向が顕著なんだろう。
 こちらに来て一番見慣れたものがアラブ人、というのも不思議な気分だが、男性は大体身長が平均して190儖未△辰堂,圭个靴強く、コーヒー色の肌に鋭い眼光は、怖いともいえるが超高濃度のセクシーといえなくもない。
女の子は、クレオパトラみたいなエキゾチックなお顔で美人が多い。
今回の作品の市民出演者の中にも、アラブ系黒人のお嬢さんで、もの凄い美少女がいて、日本人チームの中でも話題騒然であった。
不思議な街、ジュニビリエ。
いい年こいて泣き虫のふしがあるが、この町で少しは鍛えられた気もする。

2枚目の写真は、劇場横のケバブ屋。チキングリルが美味で、とてもお世話になったお店。

小夏
profile * ジュヌビリエの日々 * 09:30 * comments(2) * trackbacks(0)

鳥の街

この街は、ちょっと郊外に出ると鳥の巣がとても多い。 
ひとつの木にひとつづつ・・、見上げる度に立派な鳥の巣が沢山あって、新興住宅街育ちの私は、とても驚いた。

よく観察していると、鳩よりふたまわり位大きな白と黒の美しい鳥(カラス位かな?)が作っている巣のようだ。
アパートの並ぶ並木道で、それぞれの木に鳥の巣があるのを見ると、ここは鳥達にとっても街なのだな、とふと思う。

ヨーロッパの冬は初めてだが、毎日曇り空ばかりで、少し寂しい。
お日様が恋しい。
灰色の空と雲。
その空と樹木の影の間を、白と黒の鳥が飛び去って行く。
そんなモノクロームな朝には、色々なことが頭と心に浮かんでは消えてゆく。

鳥達は、冬の間も、餌を求めて飛び交い、出会い、巣を作って子を産み、この街の中で確かに命を繋いでゆく。
私は、両の手をポケットに入れ、意味もなく歩みを止める。
過去に恋した男達の名前を、ひとつづつ確実に思い出そうとして、あっという間に挫折する。
恋しただけでは、やはり思い出も上書き保存なのか。
愛した、ならしっかり思い出せるのだろうが、今は思い出したくない。
不毛な思い出の数々を、流れ落ちる黒のマスカラで灰色の空に記録しようと試みる。
さらに、挫折する。

あの角を曲がれば、とふと思う。
あの角を曲がれば、見慣れた笑顔が、そこに存在しているかもしれない。
確実に存在しないことを知っているのに、あの角をまがれば、と願う。
あの角をまがれば、カラフルな春の中に、あの人が立っている。
恋よりも眩しい、春のなかに。
きっと。

だけど、カラフルな日々が訪れるかどうかは、全て、私次第なのだ。

風がまた吹いて、鳥が鳴いた。
今日も、雪の匂いがする。

小夏
profile * ジュヌビリエの日々 * 01:00 * comments(0) * trackbacks(0)

今日から、ひとり

先日、多田君が帰国。今日は、SPACの大岡さんも帰国なので、23日までひとりでの滞在になる。
そんなこともあって、色々心配してくださる面々のおかげで、劇場から徒歩30分のアパートから、徒歩7分のアパートに今日はお引越ししました。
街中になった分、ちょっと物騒な感じもあるけど、劇場から近いのはなにより。鍵が1個から2個になって、それも4本の棒が四段階でガチャンガチャンとしまるハードなヤツで、ちょっとおびえたけれど・・なんのこれしき。と思おう。

カリフォルニアはサンディエゴで、3ヶ月暮らしたことはあったけど、あれは父の仕事に便乗したわけで実は家族が一緒だったんだよな、とふと思い立つ。
たった12日間だけど、実は初めての海外でのひとり暮らしだ。
明日からは、通訳の方も付かないし、英語でがんばろう。

結局ネット環境が部屋になかったのは、かなり落胆したが、とにかくへこたれてはいられない。今年の企画も色々つめなきゃいけないしね。
浦島太郎になってる場合じゃないのだから。

当面、ネット環境の悪さによりメールやりとりやブログの更新が不安定な日々が続きますが、皆様どうぞお許しくださいませ。
写真は、劇場のカフェで最後のお食事をとる大岡淳さんと、サンドイッチとショコラショを頂く私。
ジュヌビリエの日々は続く・・。

小夏
profile * ジュヌビリエの日々 * 23:33 * comments(0) * trackbacks(0)

けじめの松の内

日本では門松が取れる頃ですが、こちらではまだノエル(クリスマス)の飾りがとれていません。
写真は、私達の滞在しているアパートの玄関ホール、キラキラモールが鏡の壁に沢山かざってあるのがわかるかな?
到着した28日の頃は、新年があけたらとれるのかな?
と思っていたのだけど、いっこうにとれる気配なし。町の中にも、いたるところに青や白のノエルのイルミネーションが残っています。
町の中か飾られてるのは、まぁ、楽しいことなんだけど、こういったある種の緩さ、みたいなのをこちらで少しづつ実感しています。
稽古が終わっても、「じゃあ、おつかれさまでしたー」みたいなことは特に言わないし、休憩入る時とかもなんとなくな感じ。
送ってたはずのDVDも「大きいパッケージが届いてた気がするけど、よくわかんない。」とか。
もちろん、良い、とか、悪い、って意味の話じゃなくて、号令や約束が少ないってだけなのかもしれないけど、日本の日々だと、稽古にしてもなんにしても、こまごましたところで「けじめ」をとる習慣がねずいてるのかな?と思ったりしています。
特に、物事の終わりなんかはてきめんに。「一本締め」とか、欧米だと想像できないものね。
例えば、フランスの座組みは、初日祝いは盛大にやって、千秋楽後の後は打ち上げは特にありません。
これは、前から知ってたけど、なんとなく寂しく思っちゃう自分がいます。
始まりを重んじるのか、終わりを重んじるのか、出会いを祝うのか、別れに花を添えるのか、これもある種の美徳の考え方なのかな?

キラキラモールをみながら、そんなことを考えています。

小夏
profile * ジュヌビリエの日々 * 22:21 * comments(1) * trackbacks(0)

ガレッド・デ・ロア

フランスのお正月のお菓子、ガレッド・デ・ロアを食べてみた。
太らないように気をつけているのでお菓子はあんまり食べてないんだけど、これはぜひにと思ってたものなので、食べてみました。
アーモンドクリームの入ったパイで、もともと家族でわけて食べるものなので、スーパーなんかには凄く大きいのを売ってるんですが、私はパン屋で1人サイズを購入・・。
中に小さな陶器の人形が入っていて、それが当たった人は王様の役になり、一年の幸福を得るというもの。
これにも、お人形、入っているかな?とわくわくしながら切り分けて食べたのですが、残念ながら、ひとりようのものには、お人形は入っていませんでした・・。
幸福とは、独り占めするためのものじゃなく、シェアするためのものなのね ・・・なんて、べつにそういう意味じゃないんでしょうけれど。残念。
でも、通訳の足立さんのアドバイスに従って、オーブンで軽く温めてからいただいたら、とってもおいしかったです☆

小夏
profile * ジュヌビリエの日々 * 22:35 * comments(0) * trackbacks(0)

パスカル氏の現場より

お正月休みがあけて、稽古再会。
本番が8日からなので、毎日14-18時+19-23時で稽古している・・。
今回の作品は、4人のプロの女優と、1人の経済学の学者さん、がメインの出演者。
学者さんは主に、経済学について語るパートを担当し、4人の女優がそれに付随する多数のシーンを、 椅子のみの置き道具で表現してゆく。
ここに、30名程の市民出演者と16名程のコーラス隊の出演者が加わり総勢で約50名!

東京で最初にパスカルに会い、アイディアを聞いた時は、まだ全体像は想像できなかったが、稽古を見てみると大変面白い。
演劇的で、アカデミックで、ユーモアがあり、詩的。市民の皆さんも、大変よく生かされている。
パスカルさんは、本番直前までインスピレーションでどんどん細かい部分を変えてゆくスタイルみたいで、 完成形のディティールにたどりつくまで、現場ではどんどん新しいアイディアや指示が出る。
女優達が、演出家のアイディアにフレキシブルに反応し、パッと鮮やかに個性豊かに表現するのが素晴らしい。
質問とか殆どなくて即できてる。どんどん要求が変わっても、全然ナーバスになんかならない。
むしろエンジョイしてるように見える。
つまり、れっきとした技術があるし、もちろん演出家との信頼関係あってのことなんだけど、これぞプロの仕事って感じ。
心理で構築する作品じゃないってものあるけど、こういうやり方、とても好きだ。
通しを見ると、楽しくて高揚する。
どんどん柔軟にアイディアを試す反面、カウントを駆使し正確にモノローグやムーブメントのタイムを刻む方法をとっていて、そのバランスもあって、作品は常に程よい緊張感を生んでいる。
だが、この作品を支えている大きな要素は、やはりこの劇場そのものではないかと感じる。
テアトル・ジュヌビリエは、パスカルさんが芸術監督を務める劇場なので、パスカルさんが使いこなしているのは当然といえば当然なのだが、 この劇場、私から見るとため息ものである。

私は、日本の小劇場の奥行きがなかったり、天井が低かったりするのに出会うと、本当に残念に感じてしまって、 奥行きの無いんなら、じゃあいっそ映画館にすればいいじゃない、と思ってしまうし、天井の極端に低い劇場に出会うと、 じゃあ、ここに劇場なんか作らなきゃいいじゃない!と思ってしまう。乱暴な言い方かもしれないけど、思ってしまうんだ。

この劇場の圧倒的な奥行き・・客席部分の3倍はあるんじゃないだろうか?天井は20m近く、いやもっと?ある。 公共ホールだと思えば、天井の高さはこの位のあるのが普通かもしれないのだが、不思議なことにいわゆるホールっぽさがない。
しっかり「ブラックボックスの劇場」という匂いがあるんだよな・・・。なんだろう、これ。とにかく気に入ってしまった。
私達が到着した時には、既に公演用に装置(といっても、真っ白な床と壁、蛍光灯のデザインと、吊物、のみのシンプルなものなので、演技という視点で見れば「デザインされた素舞台」と言える) が完成していたせいもあって、入ったとたん、ものすごーく贅沢な気分になった。
劇場空間そのものに高揚できるというのは、なんと幸せなことだろう。

まだ初日あけていないので、写真は抑え目に、稽古中の様子を一枚。
空間の雰囲気や出演者の雰囲気が伝わることを願って。

私は作家なので、戯曲についても触れておきたいと思うのだが、今回のテキストは、経済の成り立ちにフォーカスしたちょっと変わったものだ。
でも、コミカルでリズムやスピード感のある対話もあり、パスカルさんらしい、とてもリリカルで美しいモノローグも多数ある。
そこに市民の方のムーブメントとコーラスが混ざり、演劇的にとても広がりのある作品になりつつある。

多田君は今回の稽古を見て「ちょっと、飴屋さんぽい」と言っていたし、大岡さんは、「パスカルのムーブメントは能など和の要素を感じる」と、それぞれ面白い指摘をしていて、なるほどなぁと思ったり・・。
今日は、ランチの懇親会があって、そこで色々話を聞いてみると、パスカルは日本の美的感覚に興味が強いようで、だからこそ日本との交流を大事にしてくれている様子。
特に、能に興味があるのだそうだ。
まぁ、なかなか一口では説明できないのが作品というものだけれど、私は個人的には、ムーブメントにしても台詞にしても、クールさもあるけど、詩的でもある、そしてとても演劇的に攻撃してくる、パスカルのそのバランスが好きだ。

パスカルさんは、なんかご本人の容姿の雰囲気はロックな匂いもするんだけど、ダメだしとかにインテリっぽいんだか詩人なんだかわからない不思議な「例え」が多くて個人的にツボ(笑)。
「(ムーブメントの)テンポをゆっくりにしても、あいまいや緩慢にするな、俺はダリの絵は嫌いだ!(ダリの、時計がぐにゃぐにゃっとしてる絵のことみたい)」とか。
「貴方は、今、矢だ!」「昨日の通しの出来栄えは、グレー(灰色)だった・・。」「このシーンは、大事なのは輝きですね。」とか。
私も、日本に戻ったら「えーと・・・。昨日の通しはね、ちょっとグレーだったんだよな。」とか言ってみるかね。
ダメだしの例えが面白いパスカル氏だが、台詞の端々にはアカデミックな教養が織り込まれていて自分の勉強不足を日々感じて、焦る。
特に今回は、古い学者や詩人の話題や引用がいくつかあって、自分が足りていない分野なので色々反省する。
なんだかこういう時って、ホント大学とかに入り直したくなるような気分だけど、きっとそういう問題じゃないんだよな・・。

稽古場では、通訳の方にもお世話になっているが、下手くそな英語と、赤ん坊レベルの片言フランス語を多様して過ごしているので、頭がちょっとくちゃくちゃする。
多田君と大岡さんが帰国した後は、本当に日本語話す相手がいないから、もっと頭がくちゃくちゃするんだろうな。

さてさてだいぶ長くなったので今回はこのあたりで・・。
日本版も、きっと面白くなると思うので、皆さん、ふじみ、静岡、宮崎、にて、ぜひお会いいたしましょう!

小夏
profile * ジュヌビリエの日々 * 21:45 * comments(0) * trackbacks(0)

ポトフでお正月


皆様、あけましておめでとうございます。
こちらは、3日までお正月休み。
稽古再開は4日からです。
年越しは、多田君と大岡さんと、夜中のシャンゼリゼ大通を練り歩きました。賑やかだった!
それにしても、おせち料理のない正月は初めて・・。お雑煮も作れないので、本場の材料でポトフを作ってみましたよ。
ポトフは、日本でも寒い季節に自分流のレシピでよく作るのですが、もともとはフランスの家庭料理。
そんなわけで、こちらのスーパーには、ずばりポトフセットなるものもありました。ポロネギ(?)、人参、玉葱のセットです。私は、日本ではいつも、長ネギ、玉葱、人参、セロリ、パセリ、キャベツ、ガーリック、鶏肉、ソーセージ、塩、で作るのですが、セロリのいいのが見つからず、セロリ抜きで材料を揃えて、挑戦。
鳥は、巨大な手羽先が巨大なパッケージで安く売ってたので勇んで買ってみました。
こんなに大きいのは、鳥の種類が違うのかな?って思ってあけてみたら、手羽元までついていた!そりゃ大きいわけだ。
基本的に、スーパーの様子は、アメリカにかなり近いので、すごく親近感があります。つまり、大量にして安値にする方式。小分けにしてディスカウントしてよぅ〜っていう、日本的発想はゼロ。
鳥の次にあせったのが、この巨大ソーセージです。
   日本で使ってるのと同じくらいのサイズを探したのですが、どう探しても、これか、これ以上大きいのしかない・・。あんまりじーっと見てたら、なぜだか気分が悪くなってきたので、腹を決めて、ハーブが入ってる様子のを購入。私の親指と比べてみてください。
しかもよく読んだら、エスカルゴ入りソーセージだって。なんだ、それ!
大きすぎたので、ふたつに切ってお鍋にいれましたよ。

さてさて、結果は・・・おいしかった!
エスカルゴ味はちょっとイマイチあわなかったけど、それ以外は満足。鳥の出汁が強くて、ネギがとろとろになって美味でございました。
日本でも、お料理が好きなので、海外に出ると土地の材料に興奮してついついスーパーで材料費に大枚をハタイテしまいます・・。
いかんいかん、そろそろお土産を見越して節約しなきゃ。

だが、しかし、私はもちろん、演劇をしにきたのであってお料理をしにきたのではないのであります。
その土地ごとの生活を味わうことは、文化を味わうことに通じる、と信じているけど、お休み中はネットカフェで更新しているので、突っ込んだレポートがしずらいのも事実。
今回演出助手をさせていただくパスカルさんの作品は、とても面白いです。
面白いのですが、諸事情により、稽古場レポートは、追ってまた後日・・。

最後になりましたが、皆様、吉田小夏と、青☆組を、本年もどうぞ宜しくお願い致します!!

小夏
profile * ジュヌビリエの日々 * 18:42 * comments(1) * trackbacks(0)

メトロデビュー

パリは、地下鉄(メトロ)が有名ですが、私もようやく乗りこなせるようになってきました。
日本にいても、電車の乗り換えが苦手な方なので、最初の何回かは本当におっかなびっくりだったけど、一度コツをつかんでしまえば、とても便利です。
どこに行くにも同じ料金なので、その点もありがたい。

メトロは危険、と母に脅かさせていたけど、一般的な危機感があれば全然大丈夫。今はひとりでもガンガン使ってます。
東京だったら、歌舞伎町の裏通りとか、吉祥寺のちょっと怪しい界隈なんかを、ちゃんとひとりでこなせる人なら充分という感じ。
つまり、大体の大人は大丈夫ってことです。
母よ、心配しないで、自分の命は自分で責任とりますゆえ。

むしろ、言葉が通じないのに(基本、英語は通じない)助けてくれた人が何人もいました。
フランスにいつか住めたらいいなぁ。
多くの人が思うことなんだろうけど、私もまんまとそう思っています。いまのところね。

小夏
profile * ジュヌビリエの日々 * 17:40 * comments(0) * trackbacks(0)

クリーミィな朝食

ジュヌビリエ最初の朝。
8:30過ぎに目が覚める。
海外での最初の朝は、いつもふしぎな気分で、何かを書きたいような妙な高揚感がある。

部屋は思いのほか寒くない。
昨晩、近所のスーパーで仕入れた食材で最初の朝食を作り、食した。
海外に行くとスーパーが楽しみのひとつなのだが、さすがの農業国で、特に肉と乳製品の豊富さに驚く。
ヨーグルトがクリームみたいに濃くて、低脂肪牛乳買ったのに、日本の普通の牛乳位濃い。じゃあ、低脂肪じゃないミルクはどんだけクリーミィなんだろう?思うほどの濃厚さ。

でも、最初だからってちょっとはしゃいで沢山買いすぎたな。
シュークリームとか、生クリーム濃すぎて結局食べ切れなかったし。
あと、野菜ももっと食べなきゃな。太ったら帰国後悲しいからな。

朝食を食べながら、ドリスデイのしっとりしたのを幾つか聞く。
ここのベッドはふかふかすぎて、大きすぎて、枕も2個あって、そんなことの反動で少し寂しい。

曇り空にそそのかされて、少しセンチになりながら、静かな最初の朝食となった。

さあ、今日から稽古だ。
小夏
profile * ジュヌビリエの日々 * 09:39 * comments(0) * trackbacks(0)
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