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チリ&スパイスホットチョコレート

一年でいちばん寒い季節。
このところ、もっぱらホカホカになる飲み物に癒されています。
もともとチャイが大好物なのですが、最近のお気に入りは、コーヒーにジンジャーと黒糖を入れたジンジャーコーヒーと、このチリ&スパイスホットチョコレート。

ジンジャーコーヒーはミルクを足しても美味しく、コーヒーの香りとジンジャーの香りがこんなに合うなんて!と新鮮な感動を覚えました。
コーヒーを入れた後に、ジンジャーエキスやジンジャーパウダーとお好みで黒糖を足すだけでできるので簡単です。

チリ&スパイスホットチョコレートは、昔みた映画『ショコラ 』を参考に、お家にあった材料で作ってみました。
チョコレート作りを生業とする母と娘が放浪の旅をしていて、あるフランスの小さな街でお店を開いた時、ふらりとひとりの男がやってくる。
さて、ここから物語が動き出すのですが、ヒロインである母がその男に出す飲み物が、チリ入りのホットチョコレートなんです。
出来立てのビターホットチョコレートに、パラパラとチリパウダーをかけてクリームをのせ、魔法のような一杯が出来上がる・・そのシーンが、とても印象的で好きでした。

実は、チリ入りのホットチョコレートというのは、愛読書の『愛の林檎と燻製の猿と 禁じられた食べものたち』の中にも出てくるんですね。
ずばり、「煩悩」という章の中で、古代文明での儀式におけるカカオの存在や、ルイ15世の最後の愛人として名高いデュバリー婦人がどのようにチョコレートを利用したか、とか面白いエピソードが並ぶ中、こちらの本では古代アステカ王侯貴族が愛した"トラケツァリ"というチリペッパー入りのチョコレートドリンクを元にしたレシピがのっています。
乾燥したアンチョリペッパー2本、冷たいスキムミルク4カップ、フェンネルシード小さじ1、砂糖とシナモン入りのメキシコ産チョコレート8欠片、・・とチリホットチョコレートの元祖といったレシピ。

すごくロマンのあるレシピですが、めんどくさがり屋の私は、ひとまずお家にあったもので私なりのチリ&スパイスホットチョコレートを作ってみましたよ(笑)

●チリ&スパイスホットチョコレート●

【材料・・1〜2名分】
<A>
・牛乳200cc
・お水50cc
・細かく刻んだビターチョコレート 大3
・ヘテ粉唐辛子 ティースプーン 1/4~1/3
・シナモンパウダー 少々(好みで無くてもOK)
<B>
・ジンジャーパウダー ティースプーン 1/4~1/3
・黒糖(甘みが足りなければ)

‐鍋に牛乳とお水をいれて温める。
湯気がでるようになったら、細かく刻んだビターチョコレートを投入し、ゆっくり溶かす。
チョコレートがとけたら、粉唐辛子をいれてよく混ぜ、沸騰直前まで火をとおす。
げ个鮖澆瓩燭蕁△好みでごく少量のシナモンをパラリ。
イ任るだけ高い位置からマグカップに注ぎ、空気を含ませる。熱々をいただく。

★<B>のジンジャーパウダーを足すとより複雑な味と香りになり体のホカホカ度もアップ。生姜好きやチャイ好きにはジンジャー入りをおすすめします。チョコレートの香りを大事にしたければ、<A>のみにして、シナモンも省いてもOK。

皆様、どうぞお好みでアレンジしてみてください。
チョコレートの方が深い味になりますが、市販のココアとかを使う場合もココア状態になったところからを進めればOKだと思います。

<A>のみだと、私はスペイン料理やメキシコ料理をちょっと思い出します。甘くないお料理にチョコレートを使ったものがあって、チリとチョコレートの組み合わせはとってもエキゾチックです。
<B>が入ると、ああ、ココア版チャイだな、という味にになりますよ。

刻んだチョコレート、とあるところは、私はヴェイス社のグラニュレ・ド・ショコラ を使ってみました。
以前、舞台の差し入れで頂いて、そのあまりの濃厚な美味しさにすっかりはまってしまったホットチョコレートの素です。ココアや普通のチョコレートを使う場合は、できるだけビターでカカオの香りの濃いものがチリとあうかな、と思います。
ヘテ粉唐辛子は、スンドゥブチゲ用に買ってあった韓国産の粉唐辛子。
安価な上、日本産のものよりもぐっと香りもよく甘みもありマイルドです。

寒い冬だからこその、味わい。
おためしあれ。


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