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祈りの森

久しぶりに、神様に会いに行きました。

宮崎ワークショップ2日目の朝、少し時間が出来たので、出演者のKさんの御好意に甘えまして、プチ観光のご案内をしていただきました。

劇場の側にある、由緒正しき宮崎神宮へ参拝。
宮崎公演の成功を祈り、忘却曲線出演者の健康を祈り、この数か月、酷く辛い事が続いた自分の厄払いを祈り、横で手を合わせているKさんの幸福を祈りました。
願いすぎたかしら?
でも自分のお願いは厄払いだけにしておいた。
良縁とかは、欲張らなかった(笑)。

祈る時には、自分ではない誰かの幸福を願うことが一番自然な気がする。
神にすがる、とか、神頼み、とかは自分の為。
でも、一番ニュートラルな祈りは、ひたすら誰かの為に捧げるものだと思うのです。
そんなこと言っておきながら、恋愛とかになると、心のどこかで愛に見返りを求めてしまう私は、いつも滑稽で無様で弱い。
いや、見返りをもとめる時点で、愛じゃないのか?
・・ああ、解脱は遠いや。

とにもかくにも、祈る時は、そんな邪念も、しばし忘れることができるわけで。
私は、祈る時間が好き。
手を合わせ、清らかな呼吸をしました。
人は時々、神様に会いゆくのがよいようです。

参拝の後、鎮守の森を散策いたしました。
市内でさえ、空気がいいと連呼していた私ですから、森の中なんて歩いたらもう、深呼吸のしすぎであわや過呼吸になるところでした。

宮崎の太陽は、濃くて眩しい。
木漏れ日もとても鮮やかなコントラストです。
朝の雨で濡れた木の幹がとても美しかった。
巨木が連なり、この森の歴史を感じた。
みずたまりが透きとおって、鏡のように空を映していた。
蝉の合唱が壮大すぎて、空から音が降ってくるようだった。
思い出すと、子供みたいに箇条書きの感想ばかりが並んでしまう。
自然の中を歩いたのが久しぶりだったからなんでしょう。

誰かとゆっくり歩く感覚を、思い出しました。
横にいる人が歩調を合わせてくれるというのは、なんと優しい時間なんだろう。
歩く、というのは凄く色々な側面をもった行為なんだよな・・。
それを再発見したのは、とても演劇的なことのように思いました。

Kさんは、・・日頃の行いのせいでしょうか?蚊に刺されまくってらっしゃいましたが、それも一興でありました。
癒しの時間を、本当にありがとうございました。

「こなっちゃんは、気ぃ使いすぎっちゃねぇ。」
(方言、自信無いが)と、言われたのが、妙に胸に刺さった。
次に見る森は、もう秋なんだな。


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青年団リンク 青☆組vol.13
『忘却曲線』作・演出 吉田小夏
2010年9月6日-12日@アトリエ春風舎
◆ご予約はこちらから・・
『観たい!』の応援コメントはこちらから。
皆様のご来場、心よりお待ちしています。
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コメント

結果として、この自然から得たものがお芝居に何らかの形で生かされるといいんでしょうね。
Comment by テンタ @ 2010/08/09 7:02 PM
ワークショップ、お疲れ様でした。
今回はこなっちゃんが来てくれたので、みんなテンション高めだった気がします(笑)

宮崎は、山も海も、疲れた心を癒してくれる自然がいっぱいです。
次に来られたときにもまた、ゆっくり自然を堪能できる時間があると良いですね(^^)
Comment by ずみ @ 2010/08/09 9:57 PM
テンタさんへ>
東京で芝居作る時も、役者さんやスタッフさんのバックグラウンドや育った環境には結構興味があります。
感性にすごく影響があると思うから。
だから、土地の空気にいっぱい触れるのは、結果的に出演者達のことを知ることに繋がると思う。
それは作品作りに絶対プラスになると思います。

ずみ>
ずみぃ〜!コメントありがとう!
短かったけど、6月から2回目ということもあって、前より皆とたくさん接することができてとても嬉しかったです。
10月も、稽古に集中しながら宮崎の魅力に触れてゆきたいです。よろしくね★
Comment by 小夏 @ 2010/08/09 11:25 PM
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