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クマさん、さようなら。

先日は、『花とアスファルト』の清算会でした。
青☆組では、打ち上げ以外にも、後日必ず清算会があるのですが、10日位しか経ってないはずなのに、なんだか皆がとても久しぶりに見える・・。
演劇の現場の人間関係が、いかに濃厚かということなのでしょう。

この日は、朝の9時に羽田空港内のカフェに出向き、オリザさんの打ち合わせに同席させてもらい(オリザさん、そのまま飛行機乗って移動)、昼はフランス語教室にゆき、午後は制作のゆかちんと会計作業をし、夕刻は清算会にて、皆の歓喜と苦言の発言をおおいに聞き、夜更けには珍しく私も焼酎をちろっ飲み・・と、まぁ、吉田にしてはなんとも長い一日でした。

前日の就寝の遅さと、羽田行きの早起きが後半ボディブローのように効いてきて、朝までコースには参加できず、残念。
あんだけ、カラオケカラオケと言ってた自分がダウンとはね。

でも、いずれまた、ね。
私は、いつも素晴らしい俳優とスタッフに恵まれています。感謝。
って、どの演出家もそう思ってるんだと思うんだけどね。
そう思ってる全ての演出家は、いい活動してるってことでしょう、きっと。

「クマ」役で人気爆発だったシローが、髪を切っていて、眉毛までカットされてて、皆の不評を買う。
相手役だった羽場さんも「もう、全然クマさんじゃないね。むしろ良かったわ、ふん。」とかわいく未練を見せていた。

清算会は、別れた男と久しぶりに会うのに似てる。
あったとたんに、濃厚な懐かしさに襲われるんだけど、あれ、でもあなた、確実に、あの日のあなたとは違うね、ふーん・・、ふんっ。ていう、寂しいようなさっぱりするような変な感じ。

これが永久の別れなんかでは決してないし、せっかくの皆との縁は長くつなげてゆきたいものではあるのだが、清算会が終わるといつも、私はやっと自由を得た気がするのだ。

ひとり、また荒野に放り出される。
次の作品が立ち上がり歩き出すまでの間、しばし広大な平野を眺める。
大変、爽快だ。地平線と、空しかない。

握り締めていた何かを、手離したとき、人は両手を使えるようになる。
その片手に大事に握り締めていた何かを、手放すということ。

爽快だ。
片手でも、人を殴ることはできるが、両手があればきっと空も飛べる。
アーティストにとって、自由と孤独は糧だ。

写真は、おりょうちゃんからもらった、ちっちゃなマトリョーショカ。
んーっ、食べちゃいたいくらいにかわいいっ!!
そしてチョコなので、実際に食べ物。食べちゃうぞ。

小夏
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