<< December 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 春のうららの | main | 続・赤いつつじ >>

赤いつつじ

昨日の晩のお話。
夜道をトボトボと歩いた。
最寄駅からの路で、
赤いつつじが、夜の闇の中にぼんやり列を作っていた。
昨日の晩は、とても悲しい気持ちで歩いていたので、
暗がりの中の赤いつつじが、妙に忌々しく見えた。
アメリカ製の古着の、スリップの色みたいな、
安い、猥雑な赤に見えた。

今日の晩のお話。
雨の中を、ホトホトと歩いた。
赤いつつじが、夜の闇の中にぼんやり列を作っていた。
昨日の悲しみは消えないけど、私は温かいパーティの帰りで、
ふわふわと優しい気持ちになっていた。
暗がりの中の赤いつつじは、今夜はおとなしい花になっていた。
ケーキの上の砂糖人形のクマみたいな、
安い、でも不思議と懐かしい赤に見えた。

世界の色は、太陽が決めるのではなくて、
心の中のトーンが決定している。

明日の夜、私は神妙にお茶を囲んで、大切な人と話をするだろう。

湯船の中で、雨音に耳を傾けて、
少し怖がりながら、明日の花の赤い色を思う・・。
profile * 小夏の呟き * 02:55 * comments(2) * trackbacks(0)

コメント

雨の中を遠いところまで、わざわざどうも、ほんとにありがとうございました。
いらしていただけてどれだけ嬉しかったことか、きっとご想像できないかと存じます。

深謝深謝です。
今後ともよろしくお願いします。
Comment by おくむら @ 2008/04/18 1:30 PM
ありゃ。なんか微妙に暗い日記ですみません・・。
公演終わってから、バタバタと色々あったのですが、
パーティに参加させていただいたおかげで、こちらこそ、
心が明るくなりました・・。

おくむらさんのように、観に来てくださって、真摯な感想をくださって、そして次回公演を気にかけてくださる、そういう人達のおかげで、自分は演劇を続けられていると思っています。

こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
Comment by 小夏 @ 2008/04/18 5:10 PM
コメントする









トラックバック

このページの先頭へ