いもうと
2010.03.10 Wednesday
いもうとが、4月から、東京からいなくなる。
会社の転勤で、古都金沢へ。
人事ってやつ。ひどく急な話。
最長2年とのこと。
こんな箇条書きの文章しか出てこないのは、心が砕けたからだ。
妹は、ここ数年は、新宿界隈に部屋をかり、いざとなればいつだって会えたのだ。
もう、いつだって、というわけにはいかない。
ほどほどの人付き合いが不得手で、芝居の仲間はいるけれど、あとはほんの一握りの親友と慎ましく生きる私だ。
しかも、過去においては、親友は大抵恋人か家族を兼ねており、つまり、妹が遠くにいってしまうということは、私にとって親友に会えなくなることに等しい。
昔から、人様に恋愛の相談をする習慣が殆どない。
その分、殆どの秘密を妹が掬い取ってくれていたのだ。
妹は、私の愛の歴史をことごとく知っている、世界で唯一の人物でもある。
そして、私の演劇作品の一番の応援者でもあった。
賢治にとって、妹が唯一最高の理解者であったように、妹は私の理解者だ。
しっかりしているようでところどころ破綻していて、優しいようで気狂いで、繊細な生活を愛しているのにおおざっぱなとこがある、そんな面倒くさい私を、世界で一番わかってくれているのは彼女かもしれない。
理解者の喪失。
大袈裟だろうか?
ずっと会えないわけではないのだけど。
この数年、別ればかりが続いている気がする。
学生時代からの大切な女友達は、テキサスへ。
ずっと、応援してくれていたIさんやKさんが、長野へ。
お守りみたなAさんは、産休に突入。
怖い。
なぜ、付き合いの長い理解者ばかりが旅立ってゆくのか・・。
確かに、新たな理解者の登場もあったわけなのだけど、でも、それにしても、と思う。
冷蔵庫も壊れた。シャッターも壊れた。壁に飾っていたタペストリーが落っこちた。
数ヶ月前、布団も全て変えた(これは意図的にだが)
人生の変革期なのだろうか?
波?
そう、これは潮時ではなく、波。
そう信じる以外に、どうしろというのか。
妹よ、どんなに離れていても、貴方を守りたい気持ちは変わらないから。
負けるな。
小夏
会社の転勤で、古都金沢へ。
人事ってやつ。ひどく急な話。
最長2年とのこと。
こんな箇条書きの文章しか出てこないのは、心が砕けたからだ。
妹は、ここ数年は、新宿界隈に部屋をかり、いざとなればいつだって会えたのだ。
もう、いつだって、というわけにはいかない。
ほどほどの人付き合いが不得手で、芝居の仲間はいるけれど、あとはほんの一握りの親友と慎ましく生きる私だ。
しかも、過去においては、親友は大抵恋人か家族を兼ねており、つまり、妹が遠くにいってしまうということは、私にとって親友に会えなくなることに等しい。
昔から、人様に恋愛の相談をする習慣が殆どない。
その分、殆どの秘密を妹が掬い取ってくれていたのだ。
妹は、私の愛の歴史をことごとく知っている、世界で唯一の人物でもある。
そして、私の演劇作品の一番の応援者でもあった。
賢治にとって、妹が唯一最高の理解者であったように、妹は私の理解者だ。
しっかりしているようでところどころ破綻していて、優しいようで気狂いで、繊細な生活を愛しているのにおおざっぱなとこがある、そんな面倒くさい私を、世界で一番わかってくれているのは彼女かもしれない。
理解者の喪失。
大袈裟だろうか?
ずっと会えないわけではないのだけど。
この数年、別ればかりが続いている気がする。
学生時代からの大切な女友達は、テキサスへ。
ずっと、応援してくれていたIさんやKさんが、長野へ。
お守りみたなAさんは、産休に突入。
怖い。
なぜ、付き合いの長い理解者ばかりが旅立ってゆくのか・・。
確かに、新たな理解者の登場もあったわけなのだけど、でも、それにしても、と思う。
冷蔵庫も壊れた。シャッターも壊れた。壁に飾っていたタペストリーが落っこちた。
数ヶ月前、布団も全て変えた(これは意図的にだが)
人生の変革期なのだろうか?
波?
そう、これは潮時ではなく、波。
そう信じる以外に、どうしろというのか。
妹よ、どんなに離れていても、貴方を守りたい気持ちは変わらないから。
負けるな。
小夏
